よあけに目が覚める

よあけに目がさめるんです

よあけに目がさめる9

少し久しぶりになってしまった。

引越しをして新しい家になったけど、三角の光のすき間をながめるところからスタートするのは変わっていない。

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向きが変わった。

 

生きている実感とか、ありがたさみたいなのって、どういう時に感じるかなあと、ふと考えていた。

 

自分のこととして振り返ると、いずれも病気や事件や事故などで「しぬかも!」と思って、でも死ななかった時かもしれない。あるいは近しい人がそれらによりいなくなってしまった時。

 

ただ、そんなのは誰もが体験できることではないし、する必要もなさそう。むしろない方がいい。

生きてて、弱ることや不意の災いは避けられないとしても、自らそこに入っていくことはない。

 

もう少し安全なところで思い出してみると、

 

4歳の時に、

 

あ、人っていつか死ぬんやな、こわ。

 

と自宅のトイレの手洗い場で気づいた瞬間があった。(気づいただけで何をした訳でもないのだが)

 

12歳の時に、

 

「人類誕生」みたいな、猿が人間に進化したで、みたいな多分NHKの番組を見て、

生きてるってことに感動して1人で泣いていた。

 

2つとも記憶がかなりくっきりしている。

 

うーんでもこの2つは、実感、というより予感、くらいのことだなあ。